女性の社会復帰において活用が期待されている「遠隔モニタリング」より大切なもの。
女性が社会に出て働くということが当たり前になりつつある現代で、
出産後も、育休もそこそこに社会復帰をする女性が、大変多くなってきました。
また、核家族が多い昨今、母親が働きに出るという事はすなわち、
子どもを乳幼児期から保育園等に預けなければならなくなります。
ただ、社会復帰を果たす母親にも、様々な理由があります。
仕事をするのが好きで両立したい人もいれば、
経済的な理由から、泣く泣く子どもを預けて働きに出ている人もいます。
しかし、どんな母親でも、子どもの事を愛し、
子どもの成長を見守っていきたいという思いでいるのは、今も昔も変わりません。
では、
社会に出ているお母さんの「外での子どもの様子が気になる」という思いは、
どう解決すれば良いのか。
そこで「遠隔モニタリング」なるシステムが開発されました。
子供を通わせている保育園にはカメラが設置され、
入所している人は、パソコンや携帯から遠隔監視モニタリングが出来るそうです。
もし、仕事の休憩中に子どもの様子が気になった時は、端末から、
園内の自分の様子を遠隔監視モニタリングする事が可能なのですね。
しかし、このシステムには問題点があります。
子供がいざ熱を出した、ケガをした、といったケースが起こった場合でも
職場や仕事内容によっては「では帰ります。」というわけにもいかないんですね。
だから私は思います。
母親がいつも子供のそばにいてあげられて、何かあった場合に対応できる仕事の
システムが必要だという事を。
それが子供を持つ母親の立場に立ったシステムというものです。
私は信じています。女性がそういった働き方ができる社会ができることを。
なければ私が作っていこうと思います。
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